シール貼りで指のリハビリで自然治癒力でシナプスが発達
シール貼りで指のリハビリ
■先天性の障害によって指先が思うように動かせられなかったり、骨折などの外傷でしばらく固定していた場合は筋組織や神経の感覚が鈍っているので細かい作業が行なえません。 傷痕などはそのままの状態にしていても自然治癒力で回復しますが、所作については意識的に動かしていかなければかつての様子を取り戻す事はできません。 そこでリハビリとして良い方法がシール貼りなのですが、その理由は台紙から剥がした後落下させないように保持して任意の場所に正確に貼り付けるという行為が脳で考えた通りに神経を動かすのに最適であるためです。 また手に取る際や付着させる時には指先という小さな部位に載せることになり、腕から末端までバランス良く筋肉を動かしたりキープさせるのでまんべんなく鍛えられます。"
緻密な作業なので、飽きる事もなく簡単に続ける事が可能
■指のリハビリを行うにはシール貼りが最適です。シール貼りは細かい指の動きが必要なので、集中力が必要になり、指を動かす運動を上手く行う事が出来る様になります。初めは上手くシール貼りが出来ない事もありますが、何度も繰り返している内に段々と慣れてくるので、シール貼りを簡単に行う事が出来る様になってきます。 シール貼りが上手く出来る様になると楽しい気持ちになってきて、指のリハビリを簡単に続ける事が可能です。 緻密な作業なので、飽きる事もなく続ける事ができます。シールの種類も様々な物があるので、リハビリも楽しく行えます。日が経つ毎に多くのシールが貼れる様になり、やる気が出てくる頃にはリハビリも終わる頃に近づいて、指を早く動かせるようになるはずです。"
末梢神経障害や脳疾患に対する対策
■シール貼りは指先を使うことで器用さを養い、脳を活性化することができます。小さい子にとっては、台紙からシールを剥がすことだけでも一苦労、やっとの事ではがしても、指にくっついてしまって台紙に貼るのは難しくその上、シールを狙った小さい枠の中にはみ出さずに貼るなんて至難の技です。ましては高年齢者になると最近は生活習慣の乱れが原因で末梢神経障害や脳疾患になる恐れが出てきます。シール貼りで手や指を動かすことにより、脳の血流がアップし、脳内で情報を伝えるシナプスが発達することは分かっています。指先の運動が重要だというのは、指が果たす脳への役割が大きいということが分かっているためです。ですからリハビリとしては最もよい方法なのです。