シール遊びは子どもの脳を活性化させる
■子どもはシール貼りが好きなものです。家具や本など家中にあるいろんなものにシールを貼り付けます。いたずらだと怒ってしまうのはよくありません。子どもはシールを貼る際、貼った後の様子を頭のなかで思い描いており、シールを貼るという行為は相当にクリエイティブな行為なのです。空間把握能力といった数学的思考を養ったり、観察力といった美術的思考を養うのに適した活動です。最近ははがしやすいシールなども多数販売されていますので、そういったシールを買い与えてシール貼りを楽しむと良いでしょう。子どもの豊かな発想力を見ていると大人も勉強になりますし、楽しい時間になること間違いなしです。一緒に楽しんでしまうのもよいでしょう。
子どもの集中力のトレーニングにもなります
■子供の大好きなシール貼り遊びですが、シールは子供の脳を活性化させるのに効果的なことをご存知ですか？ シールは指先を使います。シールは接着面がべたべたしていますが、このべたべたしている感触が指先から脳に伝わることによって、脳への刺激へとなります。また綺麗に貼ろうという練習にもなる為、集中力のトレーニングにもなります。 おうちの方と一緒に「どこに貼るか」、「これは何か」とシールを貼った後にコミュニケーションを取る役割もありますので、積極的にシール貼り遊びを行いたいですね。 2歳以下のお子さんは誤飲をしてしまう可能性があるので、小さなシールは避けましょう。3歳以降は誤飲も少なくなりますし、自分の好みも主張できるようになるので、どんなシールが欲しいか一緒に探すなど、年齢に合わせたシール選びを行い、子どもの脳の活性化を図りましょう。"
具体的に見てみれば様々な要素が
■子どもにシールを与えると、必ずと言ってよいほど場所構わずにペタペタと貼りまくるものです。家具やガラスなどに粘着質が残ってしまうと非常に厄介ですが、無暗に禁止してしまうのももったいないです。シール貼りには子どもの脳を成長させるというメリットがあるからです。 台紙からシールを剥がしてものに貼るという大人からすれば簡単な動作ですが、具体的に見てみれば様々な要素が含まれています。台紙から取り出して粘着面には指があまり着かないようにするなどを学習していき、指先と脳との関係を活性化させる効果があります。またシールの柄によっては貼る場所とのカラーリングを考えたり、決められた範囲内に収めようとしたりするなどバランス感覚にも気を遣うようになってきます。 このようにいくつものメリットがある子どものシール貼りなので、剥がしやすいシールを購入するなどしてなるべく促進してあげてください。
